
はじめに
こんにちは!Park Direct開発2グループの畠山です。
近年、働き方の選択肢として「フルリモートワーク」が一般的になり、都心から離れた場所で働くことに興味を持つエンジニアの方も増えているのではないでしょうか。
私自身も現在、宮城県仙台市で暮らしながら、フルリモートで開発業務に携わっています。
この記事では私のデスク環境のご紹介から、地方都市でのリモートワーク、そしてそれを支えるニーリーの文化についてご紹介したいと思います。
デスク環境
リモートワークにおいて、仕事のパフォーマンスを左右するといっても過言ではないのが「デスク環境」です。
ウチのメンバーこだわりのデスクたちをご紹介した記事もあるので、よかったらご覧ください👇 nealle-dev.hatenablog.com
私はこんな感じの昇降デスクを使用しています。

メインの作業はワイドモニターで行い、Macbook側にSlackやMeetなどコミュニケーションツールを並べています。
キーボードはApple純正の「Magic Keyboard」です。 いろいろ試したんですが、指紋認証でスリープをすぐに解除できる Touch ID が手放せず、こちらに落ち着きました。
マウスは長年トラックボール派です。手首への負担を考えると、もう普通のマウスには戻れないですね。
Hammerspoon というツールでスクロール設定をカスタマイズし、「右クリック + ボール移動」で自在にスクロールできるようにしています。
通常のマウスと比べて汚れがたまりやすいので、週に1回はハブラシで掃除していますw

長時間のデスクワークで気になるのが、お部屋の空気。
私はCO2濃度計を設置して、CO2濃度が1000 ppm を超えたら換気するようにしています。眠気対策にもなり、集中力を維持するのに欠かせないアイテムです。

また、「TIME TIMER」という手回しのタイマーも愛用しています。
次の会議までの時間を可視化したり、とりあえず1時間セットして、タイマーがなったら一度立ち上がってストレッチをするなど、何かと便利です。 時間を設定することで「この時間は集中するぞ!」というスイッチを入れやすくなります!

お気に入りのアイテムは、この「STREAM DECK」です。
ショートカットやマクロの割り当てツールなんですが、最近はランチャーアプリのRaycastに出番を奪われつつあります。
それでも、アクティブなテストファイルをワンボタンで実行したり、VPNやマイクのON/OFFを視覚的にわかりやすく切り替えられるので今でも重宝しています。
なにより見た目が可愛くて気に入っています(これでワイヤレスの充電式がでたらスッキリして嬉しいのですが)

フルリモートで課題になりがちな運動不足解消のため、デスクの足元にはステッパーを、気分転換したい時にはエキスパンダーを使って体を動かすようにしています。
リモートワーク環境
続いて、働き方やリモートワーク環境についてご紹介します。
リモートワークで最も嬉しいことの1つは、「通勤時間がないこと」ですね。朝の時間にゆとりが生まれたり、仕事終わりにすぐプライベートな時間へ移れるのは本当に素晴らしいと感じます。
一方で、運動不足になりがちというデメリットも。 私の場合は、意識的にランチは外で摂るようにしたり、近所を散歩したりすることで運動の機会を作るようにしています。
また、フルフレックスなので小学生の息子の帰宅時にちょっと休憩を挟んで、家族と会話する時間がとれるのも助かっています。
ずっと自宅にいるので、正直なところ「仕事だけに集中できるオフィスが恋しい…!」と感じる瞬間もありますw
ニーリーのリモートワークはつづくの?
フルリモートで働きたい人は増えてきた一方で、世の中的には出社に回帰する動きも見受けられます。
参考:求職の検索ワード「フルリモート」が1割増 企業は採用条件の強みに - 日本経済新聞
「ニーリーも本当にフルリモートのままなの?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
弊社のCHRO髙橋の記事から引用します。
「今後もリモートワークをつづけるのか」
この問いは少なくとも私がこの会社に入ってから、ニーリー社内で議論になった記憶がありません。これは代表の佐藤が「会社にきて働くのが好きな人もいれば、好きじゃない人もいるし、選べるようにした方がいいよね」と当たり前のように考えているからだと思います。
(中略)
あくまで「フルリモート/フルフレックス」は「出社して働く」という選択肢もある中での一つの選択肢だと考えているので、在宅での勤務を推奨しているわけではないという点を強調しておきたいです。
このように、ニーリーではコロナ禍の流れでフルリモートを続けているわけではなく、各人にとって最適な労働環境を選ぶための選択肢の1つとして提供されています。
また、コアタイムのない「フルフレックス制度」も多くの従業員に活用されており、時間や場所に捉われず、柔軟な働き方が会社全体に浸透しています。
フルリモートでも働きやすい環境を支える文化
地方でフルリモートだと、スキルアップや情報共有に不安と感じる方もいるかもしれません。 しかし、ニーリーにはその不安を解消してくれる文化や環境が揃っています。
①積極的にドキュメント化する文化
議論の経緯や仕様などをドキュメントとして残そうという文化が根付いています。
入社直後と比べてもオンボーディング資料やドメイン知識・ビジネスロジックのドキュメントがまとまってきており、非同期でキャッチアップしやすい環境があると思います。
ただし、ドメイン知識自体は複雑であるため、ドキュメントのみのキャッチアップでは当然限界があります。 そんな時でも気軽に声をかけやすいメンバーが揃っているので、フルリモートでも働きやすいなと感じます。
②録画や文字起こし・オンラインツールの活用
ミーティングは録画され、AIによる文字起こしや要約も積極的に活用されています。 先ほどのドキュメント文化にも通じるところですが、後から参加した方が内容を確認したい時にも安心ですね。
会議もMiroなどのオンラインホワイトボードツールを活用しており、対面さながらのコミュニケーションが可能です。
③技術のわいわい会
週に1回程度、エンジニアが集まって技術的なトピックについて自由に話す「わいわい会」という場があります。 新しい技術の共有や、業務上の課題相談などが活発に行われ、良い刺激になっています。
わいわい会を主催するのは社内の技術力を牽引してくれるアーキテクトチームです。設計の相談に乗ってもらったり、レビューを通じて学ぶことができたりと、エンジニアにとっては存在自体が「福利厚生」だと感じていますw
好きな場所で働ける魅力
私は仙台で人生の半分を過ごしており、この街をとても気に入っています。 仕事のために移住するにはあまりに惜しい土地だと思い、リモートワークで働ける環境を選んできました。
(みなさんにとってもそんな場所があるかと思います)
ニーリー従業員の居住地は本当に様々で、北海道から沖縄まで、全国各地から業務に従事しています。

仙台メンバーも10人弱いるので、時折「仙台会」と称し、部署の垣根を超えて飲み会をしています!
仙台は、ほどよく都会で、豊かな自然も身近にあるのが大きな魅力です。 少し足をのばせば美しい山や海が広がっており、心身ともにリフレッシュできます。

そして、ご飯やお酒が本当に美味しい。

「地方だとIT系のコミュニティが少ないのでは?」と心配されるかもしれませんが、仙台にはエンジニア向けの勉強会コミュニティが複数存在し、オフラインでの繋がりや学びの機会も得られます。
いざとなれば、東京までも新幹線で2時間弱で行けるので、日帰りも余裕です。 仙台でのリモートワーク、おすすめですよ!
おわりに
今回は、私のデスク周りからリモートワーク環境、それを支えるニーリーの文化、ちょこっと仙台についてもご紹介しました。
場所にとらわれず、自分に合った環境で仕事もプライベートも充実できるフルリモートワークは、素晴らしい選択肢の一つだと思います。
ニーリーで一緒にリモートワークしませんか? jobs.nealle.com
最後までお読みいただき、ありがとうございました!