
こんにちは。ニーリー VPoEの菊地(@_tinoji)です。
ニーリーでは現在、マルチプロダクト化を加速するためにエンジニア採用をめちゃくちゃ強化中です。
あらゆるポジションで募集を行っているのですが、この度新しいポジションとしてプラットフォームエンジニアをオープンしたので紹介させてください。
AI時代に新解釈したPlatform Engineeringをゼロからやれる、しかもめちゃくちゃ事業が伸びてる環境で。というのは正直かなりアツいと思います。ぜひ!!
ニーリーのPlatform Engineeringのこれまで
ニーリーのPlatform Engineeringが明確に始まったと言えるのは、2022年の頭にSREチームが発足したタイミングです。自分が始めたことなので非常に手前味噌なのですが、立ち上げ直後のロードマップにCI/CDやIaCが入っていた記録があります。僕が入社したときにはリリース作業でscpを実行するシェルスクリプトを走らせる手順があり「スタートアップだな〜!CD作らなきゃ、、」と思ったことをはっきりと覚えています(笑)
偉そうに自分が始めたとか言っていますが、僕が入社したときにはすでにめちゃくちゃドキュメントを書く文化があり、Platform Engineeringでもっとも重要なプラクティスの1つであるドキュメンテーションのベースがありました。正社員エンジニアがまだ1人しかいなかった時代なので、シンプルにすごい。
その後アーキテクチャチームも結成され、最初は0→1のプロダクト開発や技術スタックのリプレイスの意思決定などが中心だったのですが、2023年ごろには単体テストの高速化やコーディング規約の策定など、開発生産性向上のアジェンダも増えてきました。
こうしてプロダクト・組織が拡大する中で、SREチームはクラウドインフラ周り、アーキテクチャチームはコードベース周りというざっくりとした役割分担でPlatform Engineeringが進んでいきました。
例えばSREチーム主導でデプロイ頻度を40倍まで向上させたり。 speakerdeck.com
アーキテクチャチームはオニオンアーキテクチャを導入したり、コーディングガイドラインや自動テストを強化したり。 speakerdeck.com
それ以外にも、AI開発チームがナレッジスペースを用意してAI Chatbotと喋れるようにしたり(内部開発者ポータル(Internal Developer Portal)の実践の1つ)、明確なPlatform Engineeringの役目を持つ人がいなくても全体では自律的に回っていたのは、ニーリーのプロダクト組織のもっとも濃厚なカルチャー「染み出し」によるものだと思います。
なので「プラットフォームエンジニア」というポジションを急いで作ることはあえてしませんでした。
押し寄せるマルチプロダクトの波
というわけでSREチームとアーキテクチャチームを中心に、着実にPlatform Engineeringを実践してきたのですが、2025年に大きく状況が変わります。3つ目のプロダクト『ワンデイパーク』が爆速でサービスインし、一気にマルチプロダクト感が出てきました。
もともと『Park Direct』と『Park Direct for Business』という2つのプロダクトがあったのですが、3つになると一気にカオス感が上がってくることを実感する毎日でした。
『ワンデイパーク』はローンチ後の伸びも凄まじく、最初のプロダクト『Park Direct』が数年かけてじわじわ整備してきたSREingやPlatform Engineeringの導入も一気に進める必要がありました。あっという間にユーザーが増えるのでサービスレベルを意識したモニタリングを始めたい、開発の並列数が上がっているのでPRごとのfeature環境を構築したい、というニーズがどんどん出てきました。
一度サービスインしてしまうと、"稼働させたまま"様々なものを導入するという労力が発生するのでProduction Readiness Checklistの作成をしたりと、次なるプロダクトに備える動きも活発になりました。Platform Engineeringっぽく言えばゴールデンパスの1つですね。

マルチプロダクト化が進むと、当然ながらプロダクトごとに車輪の再発明をすることなく生産性を高めることが重要になりますし、チーム数が増えるのでプロダクト間の認知負荷を抑えないとチーム間の流動性が悪くなります。まさにPlatform Engineeringのニーズを高める大きな波です。
またマルチプロダクトによって共通基盤の開発も本格化しています。これを主導する共通基盤開発チームも、基盤 = Platformという点では似ている側面があり、実際内部開発者プラットフォーム(Internal Developer Platform)もスコープとしています。
SREチーム、アーキテクチャチーム、共通基盤開発チームという三者がそれぞれPlatform Engineeringを行い、「これってどっちがやるんだっけ?」とボールがすり抜けがちになる状況が増えたのにも少し危機感を感じています。
AI時代のプラットフォームエンジニアは間違いなく面白い
もう1つの大きな変化が、ご多分に漏れずAIです。もうさすがにコーディングエージェントを使った開発は完全にデファクトスタンダードになったと言ってよいと思いますが、開発のスピードが非連続に上がったとともに新しい悩みの種が生まれたというのも事実です。
皆さんの会社/チームでは誰がメインのコーディングエージェントを決定しましたか?MCPサーバは誰が立てていますか?いい感じのCLAUDE.mdやAGENTS.mdは誰が作って共有していますか?トークン消費量やコストの管理は誰がやっていますか?
まさにプラットフォームエンジニアの出番だ、という気がしてきます。
AIが勝手にTerraformを書いてインフラを構築し、CI/CDパイプラインも完璧に作成する様を見て、最初は「あれ、Platform Engineeringってもしかしていらなくなる?」と思いもしましたが、「いやいや、これを各チームが好き勝手続けたら1年後どうなんの?」と現実に引き戻されたのは皆さんも一緒だと思います。
単にPlatform Engineeringの守備範囲が変わっただけでなく、むしろ重要性や責任の度合いが増したと言えます。AIを正しく制御してアウトプットと品質を最大化すること(まさにハーネス)に主戦場が移り、かけられるレバレッジも大きくなることでしょう。
実際ニーリーでも数人規模のスモールチームや、極端な話1人でもAIを駆使して高速に開発しアウトカムを生み出す例も出てきています。こういった開発スタイルにガードレールを敷きつつ、スピードも上げられるようにする。プラットフォームエンジニアはますます面白い役割になるでしょう。
jacopenさんも仰っていましたが、AI時代だからこそPlatform Engineeringが重要、プラットフォームエンジニアは社内でAIにもっとも精通した人間になるべき、というのが真実だと思います。
今ニーリーを選ぶ理由
AI時代にプラットフォームエンジニアのキャリアを歩むにあたって、重要なのは「どんな環境に身を置くのか」だと思います。単にプロダクトが複数あってAIを使っていればいいという話ではないので、ニーリーがいかにベストな環境か宣伝させてください。
- 会社・事業: とんでもない成長フェーズ
- ニーリーの事業は現在T2D3ラインを超えるスピードで成長を続けています。
- 会社として生産性向上を明確な"投資ポイント"と考えていることは、プラットフォームエンジニアとして非常に重要です。
- 組織・カルチャー: エンジニアが「事業に染み出す」
- 冒頭で少し「染み出し」というカルチャーについて触れましたが、これは単に越境を推奨しているのではなく、エンジニアも事業に対して本気でコミットしたいという組織の意思の現れです。
- ニーリーでプラットフォームエンジニアがなにかを提案したときの開発チームのリアクションは、確実に「事業が伸びるならやってみましょう!」です。最高だと思いませんか。
- ドメイン: ディープで複雑だから腕が鳴る
- Platform Engineering最大のコンセプトは言わずもがな「認知負荷を下げる」です。よって認知負荷がしんどいドメインの方が介在する価値が大きいと言えます。
- ニーリーが対面する駐車場や不動産、さらに今後切り拓いていくドメインはまさにそれです。ディープなcontextを手懐けることに挑戦すべきです。
当たり前と言われれば当たり前な観点なのですが、今後のキャリアを考えるにあたっての一助になれば幸いです。
ということでお待ちしてます!
求人票です! herp.careers
「1人目」というのが若干の心理的ハードルになってしまうかもしれませんが、しばらくはSREチームと一緒に動くことを想定していますのでご安心を。「1人目」ではありますが、仲間はちゃんといますw
また、現在「プラットフォームエンジニア」を名乗っていなくても全然問題はなく、SREやDevOpsエンジニア、その他様々なポジションの方のご応募をお待ちしています。
T2D3の成長速度を突っ走っている事業・組織をPlatform Engineering with AIでさらにブーストする。なかなかできない経験をするチャンスです!ぜひ飛び込んでみてください!
少しでも興味がある、入ったら具体的にどんなことから始めるのか知りたい、という方はぜひカジュアル面談にお越しください!まずは僕かSREチームリードの大木にDMしていただくのが手っ取り早いです。飲みに行きましょう🍺
もしくはこちらからも進めます!
カジュアル面談で会えるメンバー一覧
















