こんにちは、SREチームの宇田川です。
5/14、5/15に名古屋の中日ホール&カンファレンスで開催された「クラウドネイティブ会議」にSREチーム全員で参加しました!
この記事では、イベントの様子やセッションの内容を振り返ります。
会場の様子
「クラウドネイティブ会議」は、中日ホール&カンファレンスの1フロア、すべてを使い実施していました。

スポンサーブースもたくさんの企業が参加しており、休憩時間もいろんなコンテンツを楽しむことができました。
ブースに参加するとスタンプがもらえる、スタンプラリーもやっており、景品としてグッズもいただけました!

気になったセッション
ここからはSREチームの同僚に各セッションの感想について書いてもらいました!
ファインディにおけるマルチプロダクト横断の次世代ログプラットフォームの設計思想
SREチームリーダーの大木です!
Findy株式会社 原さんの「ファインディにおけるマルチプロダクト横断の次世代ログプラットフォームの設計思想」という発表がとても刺さりました。
複数プロダクトを横断するログ集約基盤の構築と、そこからそのログ集約基盤に対してBedrock AgentCoreを用いて自然言語でログをクエリできるAI Agent を作成し、Slack上でinterfaceを構築して全社に展開したという話でした。
我々ニーリーのSREも「信頼性を全員のものに」という表題を掲げてやっているのですが、社内の多くの人に使ってもらうためのスムーズな仕組み作りは常に悩みの種です そんな中、発表にあった「Slack上でインターフェイスを構築することにより、間口を下げ、使っているところを見せ、浸透させる」という話はとても良いなと感じました。 弊社でもプラットフォームエンジニアリングがより求められる状態になってきたので、「作って終わりではなく、ちゃんと届ける」ためのノウハウを吸収できた感触があり、とても良かったです。
生成AI時代に信頼性をどう保ち続けるか - Policy as Codeの実践
https://speakerdeck.com/akitok_/sustainable-reliability-with-policy-as-code
SREチームの高です!
キャディ株式会社 小林さんの「生成AI時代に信頼性をどう保ち続けるか - Policy as Codeの実践」がとても印象深かったです。
Production Readiness Checklist(PRC) のレビューが追いつかなくなってきたため、チェックリスト項目に対応するポリシーをコード化し、CI で検知できるようにした、という取り組みの紹介でした。
弊社でも PRC の運用を始めたところで、現状は SRE が、開発者にヒアリングしながら手動でレビューしている形です。我々の2〜3歩先を行く事例の共有で、「やっぱりこういう仕組みが必要だよな〜」「ウチならどうやれるかな〜」と思いを馳せながら聞いていました。
テストコード大好き人間の自分としては、Rego で書いたポリシーのコードそのものに対して、テストコードが書ける点が激アツだなと思いました。やっていきです。
そのSLO99.9%、本当に必要ですか? 〜優先度付きSLOによる責任共有の設計思想〜
SREチームの森原です!
株式会社Topotal VTRyoさんの「そのSLO99.9%、本当に必要ですか? 〜優先度付きSLOによる責任共有の設計思想〜」が特に印象に残っています。
複数のプロダクトを抱える組織において、SRE・Devチームがどのように協業してSLOを管理をしていくのが妥当なのかというお話や、ビジネス価値を創出するためのSLOの利用方法について紹介いただきました。
弊社では、SREがSLOの管理・運用を行っている現状ですが、多くの新規プロダクトの立ち上がりに伴って、DevチームへのSLO運用の移譲や、それぞれのプロダクトのフェーズや性質に応じた最適なSLO設定がまさに必要になってきています。これらの取り組みを進める上での指針となるような考え方を学ぶことができ、大きな収穫となりました。
「OSSがあるなら自作するな」はAI時代も正しいか — Build vs Adoptの新しい判断基準
https://speakerdeck.com/kumorn5s/oss-build-vs-adopt
SREチームの久保本です。
株式会社サイバーエージェント 石川 雲さんの「「OSSがあるなら自作するな」はAI時代も正しいか — Build vs Adoptの新しい判断基準」がとても面白く、今後のOSS・技術選定などの際にも役立つと感じました。
AIコーディングで Build の実装コストは劇的に下がった一方、保守・障害対応・セキュリティ・引き継ぎといった所有コストはAIでも消えない。だからBuildアンチパターンの判定式そのものは変わっておらず、変わったのは「Buildできる領域の幅」だけ、というのが本セッションの趣旨だったと理解しています。
「Build = 所有コスト / Adopt = 依存コストの引き受け」という対比がまずわかりやすく、今後似た議論をする際にも共通言語化できるといいんだろうなと感じさせられました。 またKubeVela を 5 年前に Adopt した結果、根幹に食い込んでから OSS 側の方向性がズレてしまった、という登壇者ご自身の実体験から論が始まるので、話の重さが段違いでした。
弊社でもマルチプロダクト化の観点から、今後採用する OSS / SaaS は拡大していくのだろうと見込まれ、「タダで使えるから採用」「とりあえず Adopt」のまま定期見直しがないような状況は避けるべきだと思います。そこで今回紹介された 「コア要件 × 重要度」「結合度 × 持続性」の2軸マトリクスで採用 OSS を分析・棚卸しして、依存コストを可視化するところから手を付けてみたいと思いました。
脆弱性を削減し、安全なコンテナイメージを作るための新しいアプローチ:Hardened Container Images
https://www.docswell.com/s/tadashi0713/5N7J8W-cloudnative-kaigi#p1
そして私、SREチームの宇田川です。
Docker社の根本さんの「脆弱性を削減し、安全なコンテナイメージを作るための新しいアプローチ:Hardened Container Images」は、明日から実践出来る内容でとても参考になりました。
昨今AIの活用拡大に伴い、サプライチェーン攻撃のリスクも高まっています。 コンテナイメージも主要な標的となっており、対策が必要とのことでした。
具体的な対策として、以下が紹介されていました。 脆弱性や依存関係を最小化した「Hardened Container Images」 Docker製の安全なOSパッケージや言語の依存ライブラリを提供する「Docker Hardened System Packages」
「Hardened Container Images」への移行デモも行われ、簡単に移行できることが示されました。 大きな追加コストなく、セキュリティ対策をできるようになっているのはとてもありがたいです。
スライド内で指摘されていましたが、攻撃のリスクは利用者の慢心により放置・拡大されているものがほとんどであるとのことです。 日々の業務の徹底がリスクを最小化するということを肝に命じて、日々の業務に向き合っていきたいと思います。
最後に
多くのセッションを通じて、クラウドネイティブ周りの最新の動向や、組織や現場を持続的に改善していく実践知を学ぶことができました。
また、企業ブースや懇親会にて多くの参加者と交流したことで、セッション内では聞けない他社のリアルな取り組みや、課題感に触れることができました。
後日、振り返りを行い、自社がより成長していくためのどんなアクションが必要かを議論しました。

最後に現地の様子がわかる写真をいくつか貼ります!
1日目の懇親会ではDJブースがあり、大盛り上がりでした!

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会場内ではフードトラックが出店しており、名古屋名物のどて煮やおでんなどを味わうことができました!

会場の近くにサウナで有名なウェルビー栄があり、宇田川はここに泊まりました!
最高でした!!!
